2013年1月17日木曜日

Design Patternとの出会い

ふとデザインパターンに関するこんなページを読んだ。
Coding Horror: Rethinking Design Patterns

ある思い出が蘇った。



もう15年ぐらい前の話。
当時はアメリカで仕事をしていた。

友人のG君が、パターン・ランゲージというのを教えてくれた。
彼はオレゴン州に住んでいるソフトウェアエンジニア。ユージーン市ダウンタウンの改修に深く関わったりした過去を持っていた。

そう、まさにパターン・ランゲージのアレクサンダー教授のいるオレゴン大学のある市。実際、アレクサンダー教授との知り合いだったらしい。


その彼が、GoFのデザインパターンについても語っていた。
いわく、「ダメだ」と。

肝心な何かが欠けているのだそうだ。
それが何なのか。
手振りを加えて説明しようとしてくれたが、言葉にならない。

代わりに読むなら、と勧められたのが、この二冊。




残念ながら、当時の肩書きはマネージャ。たまにCやperlで、プロジェクトで担当者からあぶれたプログラムを書くぐらい。

ちょっと読んで面白いとは思ったものの、オブジェクト指向に深く理解してたわけもなく、積んどく状態になっていた。

G君が間違ってたとは思わないが、ネガティブな出会いというのは良くなかったかもしれない。何かが足りないデザインパターンという記憶だけが残って、10年以上が過ぎた。

さすがに、デザインパターンは大事、というか便利なものだという認識に改まっている。
が、また何が足りないのか、あるいはデザインパターンがもとにしているパターン・ランゲージとは何なのか、もっと知りたいなと思うようになった。

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