2013年9月19日木曜日

WScore:フレームワークを自作する理由

わざわざフレームワークを自作するのはなぜか?
なぜ面倒なフレームワークづくりを続けられるのか?

フレームワークの自作は大変なだけで、既存のものを使うか利用するほうがはるかに楽だと思います。大体動くところまではできますが、細かなバグを見つけたり、きちんとテストを書くのは大変な作業です。


自分の場合は、明確な理由が一つ。

Cenaデータ転送という技術を思いついてしまったたから。
ハマりすぎて特許まで取得してしまった。

これで何ができるのか見てみたい。
そして周りにデモを見せたい。

ちなみにこんなサイトでCenaについて書いています。

世界で唯一の技術(かもしれない)と思うと、不思議とやる気が湧いてきて、開発を続けています。高揚と幻滅を繰り返しながら、少しずつ機能を追加してゆく作業は、なかなか楽しいです。


もちろん、他にも理由はあります。

まずは、勉強のため、というのがあります。

例えばDIコンテナとはなにか?
実際に作って、そして使ってみることで理解できた気がします。

やはりフレームワークを作るとなると、いろいろなデザインパターンを使う場面が増えてきます。そういう意味で、自分のプログラミング能力を伸ばすのに最適な気がします。
もっとも勉強なら、既存のフレームワークを使って何かサービスを立ち上げるほうが広い範囲の技術を覚えられるので、フレームワーク自作よりおすすめな気がする。


自分の仕事のためのライブラリづくり。

自分の思い通りに動くのは気持ちがいい。

と言うのはありますが、大事なのはサポート期間が無期限なこと。
これがメリットなのか、大変なだけなのかはわかりませんが。

SymfonyのLTSが3年と聞いて、短いなと感じました。
自分の仕事だと、ほとんどは5年以上動いている。最長で10年のプロジェクトがあるので、サポート期間としては5年ぐらいはほしいところ。

他の人はどうしてるのだろう?
まぁサポート期間が切れて動かなくなることはないし、そんなに気にしなくてもいいのかな?

正しく作れば、サイトのコアとなるドメインコードはフレームワークから独立するので大丈夫、となるのだろうか?

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