前回のエントリーで書いたローカルデータベースを使った場合の問題を解決できます。
つまり、データのシンクロナイズ、ローカル上のデータをサーバーにアップロードする処理が簡単になります。
- 新規登録および既存データのID(プライマリキーですね)の追跡が簡単になるため、レコード間のリレーションを含めてアップロードできる。
- 更新したデータのみをサーバーにアップロードできる。
しかもレコード単位でなく、修正した項目のみのアップロードが可能。 - 一度に複数の更新および新規登録データのシンクロが可能。
また、HTML5などのようなサーバー&クライアントといった関係でのみ対応が可能と考えてます。全てのどんなデータベースでも通信、というのは解決できてません。
◆Cenaの本質は?
Cenaの本質は、多分トランスファープロトコルです。
データをシンクロするための通信内容を規定しています。
このため、クライアント側とサーバー側の両方でプロトコルを理解する必要があります。サーバーはPHP(5.3以降)、クライアントはJavaScript(jQueryプラグイン)で開発しています。
◆CenaのPHPライブラリ
ORMの上にCenaのレイヤーをかぶせることで、Cenaに対応しています。ただしORMは自分で開発しているものになります。
理論的には他のORM(Doctrine2とか)でも使えると思いますが、今のところは作業は進んでいません。
◆CenaのjQueryプラグイン
HTML5のローカルデータベースを使うためにjQueryのプラグインを開発しています。現在はWebSqlDatabaseを使っているため、Webkit系(Chrome、Safariなど)のブラウザーで動作します。
WebIndexDatabaseが安定したら、対応する予定です。
個人的にはsynchronous APIが早く動いて欲しいところですが。
1 件のコメント:
あなたに神を愛しています。聖書を読んでください。
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